栗木鉄山跡とは
栗木鉄山は、かつて種山にあった製鉄所で、最盛期には鉄の生産量が日本で第4位(民間では第3位)を誇り、従業員は五百数十人、2基の高炉の他、鋳物工場、工員・職員住宅、購買、郵便局、そして学校までが設置され、一つの製鉄村を形成していました。現在、岩手県指定史跡となっています。
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栗木鉄山跡
起源は伊達藩士の三浦乾也が藩の命で築いた藩直営の洋式高炉に遡ります。明治時代は官営となり、南部鉄器の原料を水沢、羽田に運びました。大正11年の閉山まで約1世紀、高炉の火は燃え続けました。
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栗木鉄山調査指導委員会
栗木鉄山の史跡価値の明確化や内容調査、保存活用を目的に、住田町教育委員会が設置した委員会。