熊野神社 熊野堂

Kumano-do of Kumano-jinja shrine

気仙三十三観音 二十四番札所

  • Historic Buildings

  • 岩手県大船渡市末崎町字中森

熊野神社 熊野堂とは

閑静で広々とした境内には、天然記念物の「三面椿」の古木が神社の側面にあることでも有名です。建立は文永年間(1264年〜1274年)ごろとされます。

「鎌倉時代、松島寺(瑞巌寺)が天台宗改宗の際、焼き討ちをおそれ、僧侶達が祭具、仏像など宝物一切を舟に積んで海に逃れ、末崎町[まっさきちょう]泊浜の麻腐島[おくされしま]という岩礁に流れ着いた」という漂着伝説が熊野神社と結びついています。鋳銅製の鰐口の表面に「松嶋用員」の銘帯があり、松島寺との関連がうかがえます。

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