平組はしご虎舞とは
平組(たいらぐみ)はしご虎舞(とらまい)は、文政年間、将軍家斉の時代に技匠末崎町平の住人、東四郎屋留蔵・川口屋磯五郎の両名が舞振りを付けたのが始まりとされています。3mの縦の小梯子と約20mの横梯子と縦梯子を組み合わせるのが特徴です。ケセンには複数のはしご虎舞がありますが、横梯子が有るのは平組のみです。
梯子舞は、力強い笛と太鼓の囃子に合わせ踊りながら梯子を上下する勇壮な「梯子虎舞」です。熊野神社の大祭には必ず神事として奉納し、また元旦には平地域内の各家を回り、無病息災を祈念して悪魔はらいをする習わしとなっています。