千葉周作生誕の地とは
幕末の剣豪として名高い千葉周作は、寛政6年(1794年)に陸前高田市気仙町で生まれました。幼名を於寅松(おとまつ)といい、5歳の時に一家で気仙の地を離れました。
千葉周作は北辰一刀流開祖として、幕末期の江戸の神田お玉が池に剣道場「玄武館」を開き、一説には門弟数千人以上とも言われます。一門からは山岡鉄舟や坂本龍馬など幕末の志士を輩出しました。陸前高田では関東以北のトップレベルの小学生剣士が一堂に会する「剣豪千葉周作顕彰少年剣道錬成大会」を毎年12月に開催しています。震災後の一時中断を経て、現在は「復興剣豪千葉周作顕彰少年剣道錬成大会」の名称で開催されています。
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千葉周作生誕の地の石碑
気仙町中井の千葉周作生誕の地の石碑は1976年に建立。東日本大震災で倒壊しましたが、修復・再建されました。