冰上山とは
冰上山は、北上山地の南東部に位置する標高874.7mの山です。山火事が起きてもこの山に火の手が近づくと火が鎮まったという故事が山名の由来といわれます。山頂部には西の御殿、中の御殿、東の御殿がまつられ、防火の神、雨乞いの山とされ、豊作と大漁を祈願する対象としても地元の人々の信心を集めてきました。
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三陸ジオパークのジオサイトに指定
およそ4億5千万年前にできた氷上花こう岩という日本最古級の岩石からできており、地球の歴史が刻まれた重要な場所として三陸ジオパークのジオサイトに指定されています。代表的な登山口である玉山高原は藤原三代による平泉黄金文化を支えたとされる玉山金山跡が残されています。