坂口観音堂とは
『気仙風土草』では慶長10年(1605年)今泉の金剛寺によって、村寺の千福寺として開基されたことになっています。享保3年(1718年_)ごろはまだ「千福寺観音」と呼ばれていましたが、のちに現在地に移されてからは「坂口観音」の名前で通っています。
「坂口」という呼び名の由来は、地元の人でも「よくわからない」とのことですが、現在、別当寺である光照寺の登り口にお堂があるとことからついたものかと推測されます。3. 11の大津波で流失した観音堂は解体され、光照寺本堂西側に再建されました。