御月山 長桂寺

Gyogetsu-san Choukei-ji temple

気仙三十三観音 十六番札所

  • 史跡建造物

  • 年代

  • 岩手県気仙郡住田町下有住字高瀬145

御月山 長桂寺とは

内陣正面に、ご本尊の釈迦如来像をはさんで、向かって左側が聖観音、右側に中清水観音(十五番札所)が祀られています。1カ所に2つの観音さま(札所)があるのは、気仙三十三観音霊場でもここしかありません。

この寺は宮城県栗原郡桶谷の竜渕寺の末寺とされ、開基は天文23年(1554年)と古く、室町時代後期に当たります。寺号の由来となっている樹齢800年とも1000年とも言われる「玉桂(たまかづら)」が、本堂の北側100mのところに豊かな枝を伸ばしています。

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