観音寺 観音堂

Hase-zan Kannon-ji temple

気仙三十三観音 七番札所/気仙三観音の1つ

  • 史跡建造物

  • 年代

  • 岩手県陸前高田市矢作町字寺前79

観音寺 観音堂とは

大同2年(807年)開基。気仙三十三観音の七番札所です。開祖は閑董院・宥健法印と言われています。長谷山観音寺は、同時に岩手三十三観音の二十番札所にもなっています。

征夷大将軍・坂上田村麻呂の鬼退治伝説に由来する気仙三観音の一つ。伝説によると、「熊井」という悪鬼を討ち取った副将軍の別府隼人は、その後病死してしまい、これを弔うため、お堂を建立して十一面観音を祀ったと伝えられています。

観音堂は、気仙大工の技術の粋を集めて造られた建築。その優れた技は、正面折り戸や観音開きのケヤキ扉をはじめとして、建造物のいたるところに生かされており、見応えがあります。

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